「愛 上品」に込めた想い【生産者インタビュー】 Vol.6

2023/08/16生産者

まつやま「愛 上品」に認定されている「松山長なす」。

旬を迎えた7月、松山市内で「松山長なす」を栽培している川端 正仁さんにお話を伺いました。

 

 

―松山長なすの栽培を始めたきっかけ―

 

 

45年前に、会社員を辞めて農家になった川端さん。

その時、夏に野菜が少ないことに注目をして、

元々農家だった父親から野菜の栽培技術を学び、松山長なすの栽培を始めました。

 

―松山長なすの栽培について―

 

 

松山長なすは、「庄屋大長なす」という品種です。

長さは、大きいものだと40㎝を超え、

水分が多く、皮も実も柔らかいので、皮まで美味しく食べられます。

 

栽培する上で大切なことは、水・空気・日光が揃う環境を整えることです。

そのため、夏場の水やり・受粉・葉の手入れの作業は一苦労です。

 

収穫の最盛期は暑い日が続くので、早朝4時頃から収穫作業を行っています。

 

また、皮が薄く、柔らかいので、風が吹くと葉が果実に触れ、傷ができてしまうほど繊細です。

そのため、トウモロコシに似たソルゴーという植物を園地の周りに植えて、

風から果実を守っています。

 

(ソルゴー)

 

多くの苦労を重ねて、傷がない新鮮な松山長なすが出来上がります。

 

―まつやま「愛 上品」である「松山長なす」にかける『想い』―

 

 

「松山長なすは、松山独特の長なす。もっと多くの人に知ってもらいたい。

ブランドになったおかげで、生産者が勢いづいている。

ブランドを守り、これからの世代に繋げていきたい。」

と語った川端さんからは、消費者と次世代の生産者に対する強い想いを感じました。

 

「松山長なす」の旬は、10月下旬まで。

市内のスーパーなどでお買い求めいただけます。

 

 

ヘタの裏が綺麗なグラデーションになっているものが新鮮なため、是非探してみてください!

 

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