道後ジン 六媛(ろくひめ)

まつやま圏域六種の特産品から生まれたジン

<道後ジン 六媛 内容>
●松山市:伊台・五明こうげんぶどう
●伊予市:中山栗  
●東温市:紅い雫(しずく)・・・イチゴ
●久万高原町:ふじ・・・リンゴ
●松前町:はだか麦
●砥部町:七折小梅(ななおれこうめ)

松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町の3市3町による「まつやま圏域未来共創ビジョン(農林水産分野)」の取組の一つとして、各市町の特産品を活用したジン「道後ジン 六媛」が誕生。共創ビジョンに賛同した松山の老舗蔵元 水口酒造と3市3町の担当者が協議を重ね、一年がかりで生み出されました。完成に至るまでのお話を水口酒造の水口皓介専務に伺いました。

“飲む香水”といわれるジンは、香りの成分を抽出して作られるお酒。「道後ジン 六媛」も、6つの素材の香りが移りゆく変化を堪能できます。
「口に含んだ直後は、栗・はだか麦の香ばしさ、続いてブドウやイチゴの甘味と酸味、終盤はリンゴや梅のさっぱり感が魅力の華やかなジンになりました。6つの特産品は収穫期も異なるため、それぞれの最適な時期の素材を集めるのに一年がかり。今年(令和3年)の夏に、伊台・五明こうげんぶどうを収穫する時期がきて、ようやく材料が出揃い、最終的なブレンドに仕上がりました。苦味やえぐみが出ないように、はだか麦は煎り、栗は煎ってペースト状に。フルーツは甘味や酸味が引き立つように、ブドウは茎を、イチゴやリンゴはへたをとるなどの下ごしらえをしてからジュースにして蒸留しています」と水口専務。さらに、「ジンのお酒は、香りづけの植物成分としてジュニパーべリーを使うことが条件ですが、ほかにもラベンダーやローズマリー、ペパーミント、カルダモン、シナモンなど、スパイスやハーブも使用しています。特産品の6つの素材の魅力が際立つようにブレンドしました」

今までにも「まつやま農林水産物ブランド」を使った商品開発の実績がある水口酒造は、今回の「まつやま圏域未来共創ビジョン(農林水産分野)」の取組に、メーカーとして初めて参加しました。「お酒には、人と人を繋げる役割だけでなく、人と物を繋げる役割もあると思います」と水口専務。「地元素材を使ったお酒を作ることは、県内外の方へのPRにも繋がりますし、お酒を入り口に、愛媛の農産品を味わうきっかけにもなると思います。今後も手にとっていただけるお酒を作っていきたいですね」と抱負を語りました。

「道後ジン六媛」は、水口酒造店頭やホームページのほか、道後商店街の民芸の店 十五万石 MASARU、TANUKINOREN、松山空港、松山観光港、市内百貨店等で購入できます。

  • 道後ジン 六媛(ろくひめ)
  • 道後ジン 六媛(ろくひめ)
  • 道後ジン 六媛(ろくひめ)
相性ぴったり!地元生まれのジンと一緒に味わいたい料理

相性ぴったり!地元生まれのジンと一緒に味わいたい料理

「道後ジン 六媛」に使われた まつやま圏域の食材でクッキング

●伊台・五明こうげんぶどう(松山市)
【豚肉のぶどうソースがけ】

【材料】(2人前)
・ぶどう      12粒
・豚ロース薄切り肉  200g
・塩こしょう    少々
・サラダ油     大さじ1/2

(ソース)
・酒        大さじ2杯
・しょうゆ     小さじ1杯
・有塩バター    15g
・粒マスタード   小さじ2杯

【作り方】
①ぶどうは皮をむいて、半分にカット。
②豚肉に塩こしょうを振り、フライパンにサラダ油をしいて、中火で焼き、火が通ったら器に盛る。
③同じフライパンにソースの材料を入れ、ぶどうを加えて汁気が少なくなるまで煮詰めて、器の豚肉にかける。

 

●中山栗(伊予市)
【中山栗コロッケ】

【材料】
・栗          5,6個
・じゃが芋       2個
・玉ねぎ        1/2個
・合挽き肉     100g
・塩コショウ       少々
・卵        1個
・パン粉、小麦粉  適量

【作り方】
①栗、じゃが芋を茹で、皮をむいてつぶす。
②玉ねぎをみじん切りにし、合挽き肉を加え、塩コショウで味を整える。
③①と②を混ぜ合わせ、適当な形に成型する。
④小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げる。

 

●紅い雫(いちご)(東温市)
【いちごとアボカドの白和え】

【材料】(1人前)
・いちご       4つ
・アボカド      1/2個
・ピスタチオ     6粒
・和え衣       大さじ3杯
⇒・もめん豆腐       1/4丁
・白ごまペースト   大さじ1杯
・酒粕        大さじ1杯
・塩         少々

【作り方】
①いちご、アボカドは1口大にカット。
②ピスタチオはすりつぶす。
③和え衣と和えて完成。

 

●ふじ(りんご)(久万高原町)
【りんごと栗とさつまいもグラタン】

【材料】(2人前)
・ふじ(りんご)  1個
・さつまいも    1/2個
・栗        10個
・ソーセージ    5本
・ホワイトソース缶 1缶
・とろけるチーズ  適量
・ほうれん草    少々
・ショートパスタ  100g

【作り方】
①さつまいもは1.5cmの角切りにして、茹でる。
②りんごは上を切り落とし中身をくり抜く。
③くり抜いたりんごの中身と栗を食べやすい形にカット。
④パスタ、ほうれん草は茹でておく。
⑤ソーセージは食べやすい形にカットして炒める。
⑥炒めたソーセージにホワイトソースを入れ、さつまいも、りんご、栗、パスタを加え少し加熱する。
⑦②の中身をくり抜いたりんごに⑥を入れ、ほうれん草、チーズをのせてオーブンで焼く。

 

●はだか麦(松前町)
【鯛フィッシュ&チップス】

【材料】(4人前)
・鯛      4切れ
・ジャガイモ  3~4個
・塩胡椒    少々
・揚げ油    フライパンに1.5cm
・衣
⇒・はだか麦粉  30g
・片栗粉       30g
・お酢      小さじ1杯
・重曹      小さじ1/4杯
・卵       1個
・水       30ml
【作り方】
①ジャガイモは適当な大きさにカットして、10分間水にさらす。
②水から引き上げ、水気をきって揚げる。
③衣の材料を混ぜて衣を作る。
④鯛を衣にくぐらせ、きつね色になるまで揚げる。

 

●七折小梅(砥部町)
【たこときゅうりの梅風味和え】

【材料】
・ゆでだこ    1本
・きゅうり    1本
・梅干し(小)     1/2個
・わかめ     15g
・みょうが     2個
・しょうが     1/2片
・塩        少々
・醤油、みりん   小さじ2杯ずつ
【作り方】
①たこは薄切りに、きゅうりは蛇腹に切り目を入れて、一口大に切り、塩をまぶして水気を取る。
②わかめはさっと茹でて、一口大に切り、みょうがは千切り、しょうがは針しょうがにする。
③梅干しは種を除いて包丁で細かくたたき、裏ごししてしょうゆ、みりんと混ぜる。
④すべての材料を合わせて器に盛り付ける。

一覧に戻る

直売所の紹介

松山産の農林水産物が
実際に見て、購入できる
直売所や道の駅などを
ご紹介しています。

詳しくはこちら

シェアする

  1. Facbook
  2. twitter
  3. LINE

ページの先頭へ戻る