生産者

玉ねぎ
生産農家長野 隆介さん

スタッフ一丸となって収穫した達成感はハンパない

松山市の北条・難波地区は、どこからともなく玉ねぎの香りがしていると言われる玉ねぎ産地。そんな難波地区に位置する長野隆介さんの畑を訪ねました。

実家が主に柑橘栽培をしていた長野さんは、2007年に「㈱OCファーム 暖々の里」を立ち上げ、柑橘の収穫時期と作業がかぶらない玉ねぎの生産を本格的に始めました。その後、“玉ねぎ王子”としてメディアに取り上げられるほどに。現在は、弟の洋平さんをはじめ家族やスタッフと役割を分担しながら、日々の作業に取り組んでいます。

長野さんは、農薬や化学肥料の使用は必要最小限とし、安心・安全で自然に優しい農業を目指しています。そんな長野さんの畑では、甘みが特徴の「七宝甘70」をはじめとした様々な品種の玉ねぎが栽培されています。
雨が降ると収穫する機械が土に埋まったり、掘り起こした玉ねぎが腐ったりするので「雨が大敵、収穫時期になると天気予報とにらめっこ、気になって仕方ない」と玉ねぎ栽培の苦労を語る長野さん。
現在は、9haの畑で、約450tもの玉ねぎを収穫しています。

収穫最盛期のGW明けから6月中旬にかけての約1カ月間は、早朝から夜遅くまで、会社のスタッフが一丸となり収穫作業をします。
「体はしんどいけど、収穫後の達成感はハンパない。一度、『愛媛マラソン』で完走する達成感とどちらが勝るのか試してみたいとチャレンジしたんです。マラソンは5時間を切るタイムでゴールすることができましたが、収穫の達成感にはかないませんでしたよ(笑)」と長野さん。

長野さんちの玉ねぎは、中四国に展開するスーパー「フジ」などで購入できるほか、松山市内の学校給食、飲食店などでも利用されています。

  • 長野 隆介
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まつやまさんちの食卓

長野隆介さんちの食卓

長野隆介さんちの食卓

【水なし玉ねぎカレー】(12皿分)
・玉ねぎ…7・8個を大きめのザク切りに
・ニンジン…1本をザク切り
・スジ肉…300gを一口大に
・カレールー(玉ねぎの甘みが出るので、普段よりもワンランク辛めのものを)
①ルー以外の材料を圧力鍋に入れ、強火で加熱
②蒸気が出たら弱火にして、20分ほどで火を止める
③圧が下がるまで待って、蓋を開けてカレールーを割って鍋に入れてよく混ぜる
(※画像はイメージ)

 

【新玉ねぎはスライスしてそのまま】
スライス後、約20分置いて、そのまま食べて甘みを感じて
(ドレッシングなどはお好みで)

※辛み抑えるために、水にさらすのが一般的ですが、そうすると体にいい成分である硫化アリルも抜けてしまいます。
手間はかかりますが、水にさらさずに約20分空気にさらすことで、辛みを抑えられて、硫化アリルも摂ることができます。

 

【蒸し玉ねぎ】
・玉ねぎ(うまみが凝縮されるので、外皮はついたまま)
① 玉ねぎの上下をカットして、上に十字に切れ目を入れる。汚れた外の皮だけむいてラップをして、600ワット4分ほど加熱
② 加熱後、開いて、好みのドレッシングをかける

(※画像はイメージ)

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