生産者
松山長なす
生産農家森田 勇治さん
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「手をかけただけ応えてくれる」
松山長なすは、32㎝以上、長いものでは40㎝もあり、まっすぐ伸びた長いなすが秀品と言われます。森田さんの作る松山長なすは、松山市内でもお目にかかれますが、ほとんどは県外、特に大阪・神戸の市場へと送られるという人気なすです。
「4年前に仕事を退職後、農協の指導を受けて松山長なすを作り始めました。当初は家庭菜園程度のものでしたが、今では400㎡の畑で作っています。早朝から収穫、自宅へ帰り、選別の後、箱詰めを行い、午後からは集荷場へ行きます。
松山長なすは、雨風に影響を受けやすく、色がくすんだり、傷つきやすい、デリケートな野菜。皮が傷つくことなくきれいで、まっすぐ伸びたものができた時は、そりゃうれしい。
長なす作りは、収穫しながら、摘芯や摘葉、わき目の除去を行い、次に生る長なすに栄養を送る、手をかければかけただけ応えてくれる“作っていくなすび”です。
秋なすと言われるぐらいで、秋は身が締まって旨みが増すから、美味しいですよ」
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森田勇治さんちの食卓
○おいしい食べ方
なすびの丸焼き
1.なすびにポツポツと穴を開けて、コンロでそのまま焼く。
2.少々焦げても大丈夫、焼き上がったなすをザクッと開き、中の実の部分を、ポン酢で食べる。
なすびの豚肉巻き
1.短冊切りにしたなすびを、塩コショウした豚肉で巻き、つまようじで止める。
2.フライパンに油を敷いて、焦げ目が付くまで焼く。
(※写真はイメージ)
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