生産者

伊予柑
生産農家山内 カネ子さん

“わが子のようにかわいい” 伊予柑のさわやかな香りが大好き

中晩柑橘の1つ、伊予柑は果汁たっぷりで、酸味と甘味のバランスのよい、愛媛を代表する人気の柑橘です。温暖な気候に恵まれた松山市沖に浮かぶ興居島は伊予柑の産地。12月上旬、収穫を待つ伊予柑がたわわに実る山内カネ子さんの段々畑を訪ねました。
畑のある泊地区の土は、水不足にも強く糖度が増す粘土(ねばつち)で、伊予柑づくりに適しているのだそうです。

もとは温州みかん農家だった山内家、ビワ作りなどを経て、約40年前に宮内伊予柑の栽培を手がけることになりました。今では約30アール(3反)の畑で4000㎏の収穫が目標とのこと。畑に来ては「元気かなと顔(伊予柑)を見るのが楽しみ。平らな形をしたものが美味しいんよ」と、まるでわが子を愛おしむかのよう。

高齢化もあり、収穫時期の人手不足は悩みの種ですが、「通常であれば、県内外の大学生が住み込みで働きに来てくれるんで、助かっとるんよ」と言います。収穫前のこの時期、マイナス3度以下の気温が続くと凍害を受け果皮が「しもやけ」状態になるため、寒波が来る前に収穫しなくてはいけません。毎日天気予報とにらめっこしながら、もぎ遅れがないようにと気を遣います。収穫は12月半ばから始まりますが、その後、完熟させるため約2週間の貯蔵が必要で、保管庫内の温度を18度に保ち、水やりなどの苦労も続きます。

1月5日が初売りで、3月下旬まで店頭に並びます。山内さんちの伊予柑は、松山市内のスーパーや生協などで販売されます。

地元婦人会の会長でもある山内さんは伊予柑の加工品開発も手がけており、地元イベントなどで出品される「伊予柑ケーキ」は、すぐに売り切れてしまうほどの人気ぶり。「多くの人たちに伊予柑を食べてもらいたいから」と、普及活動にいそしむ山内さんです。

  • 山内 カネ子
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まつやまさんちの食卓

山内カネ子さんちの食卓

山内カネ子さんちの食卓

伊予柑のピールを作り置き(冷凍も可)しておくと、ケーキや伊予柑ずし、伊予柑ゼリーなど、さまざまな料理やスイーツにと、手軽に使えるので便利です。
【伊予柑のピール】は、伊予柑の皮をむき、せん切りにして茹でた後、水にさらし、その皮に砂糖を入れて煮詰めます。(お好みの分量で作ってみましょう)

 

【伊予柑ケーキ】

・小麦粉100g
・砂糖80g
・ベーキングパウダー2g

・卵1個
・卵白用砂糖20g


・サラダ油40cc
・牛乳40cc

・伊予柑ピール20g

①Aをふるいにかける。
②卵は卵黄と卵白にわけ、卵白はメレンゲにして砂糖を入れて準備。
③Bを混ぜ、その中にAと②(卵黄とメレンゲ)、伊予柑ピールを入れ混ぜる。
④カップに入れて、180℃に予熱したオーブンで20分焼く。

 

【伊予柑のマーマレード】
材料
・伊予柑 1㎏
(ゆでた果皮 約400g)
(果汁 約0.5㍑)
・クエン酸 少々
・砂糖 800g
・水 少々(クエン酸が溶ける程度)
・ペクチン 10g

作り方
①伊予柑は皮をむき、その皮を薄くスライスに切って2回ゆでこぼす。果肉をしぼり、果汁は種をこしておく。
②ペクチンに砂糖(少々)を混ぜ、①の果汁(一部)を少しずつ加え、十分混ぜて、ペクチン液を作っておく。
③鍋に果皮・砂糖・果汁・ペクチン液を加えて混ぜながら煮詰める。浮いてくるアクを取り、水で溶いたクエン酸を加え、一煮立ちさせる。
④煮沸消毒した瓶につめる。

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