生産者

大葉
生産農家山内 淳一さん

人手あってこその大葉づくり、みんなで和気あいあいと作っています

年中需要がある料理の名脇役「大葉」は、食欲をそそる香りが特徴の香味野菜。5月・10月、年末年始などに出荷量が多くなるそうです。

9月下旬、興居島の山内淳一さんが社長を務める山内農園のビニールハウスを訪ねました。ハウス内には青々とした大葉が生い茂り、清々しい香りが一面にあふれています。
もともとは柑橘農家でしたが、平成3年の台風19号で塩害を受けたことをきっかけに、翌年から大葉栽培に取り組み始めた山内家。平成14年には営業マンだった淳一さんが就農し、今では会長である母・治子さん、妻の美和さんをはじめ、パートの従業員が「安心安全な大葉を届けたい」と、毎日仕事に追われています。
午前中は、みんなで大葉を手摘みし、1人当たり8000枚〜1万枚を収穫。時には1万2000枚収穫することもあるそうです。
収穫した大葉は、“つめこ”と呼ばれるパートさんが規格に沿って10枚束に仕分け、翌日集配センターから四国・中国・福岡などの市場へ送られますが、いつ注文が来ても対応できるよう、品質を保ちながら出荷量を調整しています。山内農園の大葉は、松山市内ではスーパーなどで購入できます。

「大葉は、摘み取りから出荷まで手作業で行うなど、人手があってのものなので、パートのみなさんに楽しく作業してもらうことが一番。さらに規模を拡大していけたらと思います」と淳一さん。
「大葉を買う時には見た目の青いものを選んでください。保存する場合は袋から出した大葉に光沢が出るくらいの水を吹きかけ、袋に戻し、冷蔵庫に入れておけば大丈夫ですが、1週間以内には食べてほしいですね」とアドバイスしてもらいました。

  • 山内 淳一
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  • 山内 淳一

まつやまさんちの食卓

山内淳一さんちの食卓

山内淳一さんちの食卓

●大葉入りつくね
・大葉(粗みじんにする)
・豚挽き肉
・卵
・片栗粉

【タレ】
・しょうゆ大1
・酢大1
・ごま油大1/2
・大葉
・玉ねぎ
※しょうゆ・酢・ごま油を合わせた中に、細かく刻んだ大葉・玉ねぎを入れ、混ぜる。

① 大葉を細かく切り、ボウルに入れ、豚挽き肉と和える。
② 溶き卵を少し入れ、片栗粉を加え、混ぜて練る。
③ 一口サイズの大きさに丸めて、片栗粉をまぶし、油で揚げる。

 

●豚肉の大葉チーズ巻き
・薄切り豚肉
・スライスチーズ
・大葉
・塩コショウ
・片栗粉
・卵
・パン粉

①広げた豚肉の上にチーズ、大葉をのせて巻く。
②塩コショウを少し振り、片栗粉をまぶし、溶いた卵にくぐらせ、パン粉をつけ、油で揚げる。

 

【その他】
・刺身のツマ
・大葉の天ぷら
・佃煮
・しそジュース
・しそスパゲティ(バジルの代わりに大葉使う)、など

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